上ヶ原キャンパス周辺 オリジナルマップ
あの場所、この店。
上ヶ原キャンパス周辺に位置する関学生・岡村ゼミ生?御用達の飲食店を中心にご紹介します。思い出の場所から在学中は存在しなかったお店まで。なかなか上ヶ原へ足を運ぶ機会のない方も、当時の思い出を振り返りながらお楽しみください。

spot ①
『三代目 麺家 あくた川』
2018年にオープンした豚骨醤油ラーメン店。食券を買って席へ案内されると、麺の硬さ、スープの濃さ、油の多さを聞かれる。スープは「普通」でもしっかりとした濃さで、味わい深い印象。『あくた川』に対する愛が感じられると判断された客には「帯」が贈られるようであり、店内にはその氏名が書かれた札がズラリ。このことからも、関学生を中心に贔屓にされていることが伺える。


spot ②
『つけ麺 しんば』
こちらは2023年にオープンしたお店。ラーメン店『チキンヒーロー』(現在は塚口駅でのみ営業)、『座右の麺神』の跡地にある。


spot ③
『CALMERI』
15年ほど前に近くから移転した喫茶店。関学生の来店は少ないかもしれないが、甲東園駅を上がる通りに面していて、ミントグリーンの愛らしい車「日産 フィガロ」が停まっていることから、外観が記憶にある方は多いだろう。店内はアンティーク家具が中心で、外観と同様に凛とした佇まい。日替わりランチが充実しているほか、コーヒーやケーキもあって一息つくのにぴったりな空間!


spot ④
『Kau・Kau』
甲東園の重鎮のひとつであるこのお店は、なんといってもコスパが最強。最安は明太子パスタでなんと300円!店名にもある通りスパゲティが中心のお店で、ほかにオムライスやドリアなど、いわゆる洋食が充実している。関学「ファイターズ」を応援しているお店のようで、体育会を問わず関学生に広く親しまれている。


spot ⑤
『知るカフェ』
長い待望の末、ようやく関学にも「知るカフェ」がやってきたのは2018年のこと。客層が関学生中心なのはもちろんのこと、スタッフも多くが関学生であり、かつては岡村ゼミ生も。今や主流となりつつあるモバイルオーダーを早くから導入しており、インスピレーションが得られる。


spot ⑥
『油そば 大革命』
(旧・きりん寺)
2020年から2025年まで『きりん寺』として営業していたお店。関西圏で複数の『きりん寺』店舗を経営していたフランチャイジーが独立したうちのひとつ。メニューは従来と大きく変わらず、安定のうまみと食べ応えのある油そばを提供している。場所は青い瓦屋根が特徴的な『トップ珈琲』(後述)の建物の1階。


spot ⑦
『トッ プ珈琲』
おそらく関学周辺で最も古いお店はこちら。1972年オープンの『トップ珈琲』。入口には、関学文学部出身の俳優・豊川悦司さんがバイトしていたことを示すバイト代明細書が飾られている。純喫茶らしい店内で、学生に嬉しいボリュームたっぷりのお料理のほか、コーヒーをはじめとするドリンクも充実している。筆者は特にカルボナーラが好物。在学中、ひとりになりたいときに足を運んだ方も多いのではなかろうか。


spot ⑧
『らあ麺と餃子のお店 たか和』
大学生はもとより、関学高等部生にも人気が高いラーメン店『たか和』が上ヶ原にオープンしたのは2009年のこと。ラーメンはさることながら、半分残したスープで作ってもらえるシメのお雑炊がクセになる。そんな『たか和』は、関学生による長年の贔屓に応えてか、2024年には学内に2号店をオープン。(ただしお雑炊などは本店のみで提供)


spot ⑨
『ハングリーウィッチ』
『トップ珈琲』に次ぐ老舗である同店は、1986年の創業。コスパがよく、メニューも充実していて、中華料理店らしく量もボリューミー。筆者は「カツカレー丼」に添えるつもりで「卵スープ」(400円)を注文したが、これだけで主食にできそうな量が到着...。瓶ビールの用意もあり、打ち上げや懇親会で使用したこともあるかも。


Il Re di Rana
2017〜2024
たか和の並びに位置していた洋食店(一応イタリアン)。青色の外観に、IKEAで統一させた店内は、なんとも陽気な雰囲気だった。メニューはハンバーグ・プレートやパスタなど、洋食の定番ものだったが、とりわけ絶品だったのは明太子クリームオムライス。メニューにはすべてのお料理の写真が載っていたのだが、写真のボリュームを超える量で毎回提供されるのが嬉しかった。
麺屋 食べてイケ麺
2016〜2021
関学高等部に面した道路沿いにあったラーメン店。「食べてイケ麺」の名でオープンしたが、一度店名を「辛麺屋 援」に改めている。辛さが0〜350まで5刻みで選べる辛めのラーメンがメイン。ここの目玉はなんといっても糸こんにゃくのような韓国麺(こんにゃく麺)。こんにゃくでできているのではなく、正体は蕎麦粉とのこと。他にも、博多麺やたまご麺も選ぶことができた。
麺 チキンヒーロー
2014〜2022
駅から大学へ向かう道を左に入ったところで営業していた「チキンヒーロー」のファンだった方は多いのではないだろうか。現在も営業している塚口店の2号店として2014年から多くの関学生(大学・高等部・中等部を問わず)に愛されてきた。その理由はなんといってもあの濃厚な「鳥ポタスープ」にあろう。その濃さに応じて「鶏中濃」と「鶏極濃」を選べるのだが、俄然後者の満足度が高い。惜しまれつつ閉店してしまったが、塚口店「麺69 チキンヒーロー」は健在なので、あの味を再び堪能したい方はぜひお運びを。
Archives
店名 | 期間 |
|---|---|
Il Re di Rana | 2017〜2024 |
麺屋 食べてイケ麺 | 2016〜2021 |
貧頭 西宮店 | 2016〜2018 |
座右の麺神 | 2022〜2023 |
麺 チキンヒーロー | 2014〜2022 |
SMC CAFE LAND | 〜2018 |
中華料理 大阪苑 | 〜2013 |
※岡村ゼミ卒業生の方へ
掲載している以外やかつて存在していたお店など、調査のご希望がありましたら、卒業生専用お問い合わせフォームよりご連絡ください。可能な限り調査し、随時反映して参ります。
Column
『関学生の胃袋事情』展にみる過去の飲食店
2025/7/28(月)〜10/4(土)
2025年9月から10月にかけて時計台博物館にて、関学創立当初から現在に至るまでの学食やキャンパス内外の飲食店事情を資料や写真とともに振り返る平常展が開催された。広く関学生の「食」をテーマにした展示であったが、そのなかでも特に上ヶ原キャンパス周辺の過去の飲食店がわかる資料をご紹介。1970年代後半には、学園花通りから正門前にかけて「TOP」(今の「トップ珈琲」か)をはじめ今よりも喫茶店がたくさん立ち並んでいたことが分かる地図のほか、今も面影を残している80年代後半の「東京庵上ヶ原店」の外観や、今よりもお店が充実していた印象をいだく詳細なエリアマップをご覧いただくことができる。




